長島 美織 / NAGASHIMA Miori

- 職 名:
- 教授
- 担当講座:
- 公共ジャーナリズム論
担当授業
環境社会論
授業内容
環境と共生を通して「今」を考えよう
現代においては、産業活動のみならずどのような活動においても、自然環境への配慮が欠かせないものになっている。本演習では、このような環境との共生の問題を、理論と現実の両面から考察することを目的とする。近代化論やリスク社会論、科学社会論から理論枠組みを援用しつつ、過去や現在の環境事例を各ステークホルダーの役割や相互のコミュニケーションに注目し検討する。受講生は、文献講読、事例調査、プレゼンテーションにより、探求的に課題に取り組むことが求められる。将来具体的な問題に遭遇した際支えになる理論的視座を身につけること、いくつかの事例に精通すること、情報収集と発信の指針を理解することが、到達目標である。
略歴・主要業績
マサチューセッツ工科大学大学院言語・哲学研究科博士課程修了。Ph.D。研究テーマは、リスク、環境、社会の変容。著書に『拡散するリスクの政治性』(萌書房, 2015)。主な論文に ‘Risk Communication and the Disposal of Radioactive Debris: Answering Questions without Questioning Answers’ (Social Science Japan Journal, 2017)
所属学会
日本リスク研究学会、世界社会学会
電子メール
miori@imc.hokudai.ac.jp
研究領域
知識社会学、科学技術社会論、リスク社会論