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- 職名:
- 教授
- 担当講座:
- メディア文化論
担当授業
エスニック文化社会論
授業内容
エスニシティとメディア文化の関わりを考える
人が「他者」との差異を認識する時、そこにエスニックな集団の線引きが生じます。日々再生産される差異の意識を支えるのは広義のメディア文化であると考えれば、エスニシティとメディア文化の関わりは切っても切れないものであると言えるでしょう。私の授業では、「エスニシティ」「ナショナリズム」「レイシズム(人種主義)」などの概念について基礎的な理解を身につけた後、ヨーロッパ、アメリカ、アジアなどの事例研究を受講者の関心に合わせて選んだ上で講読し、活発なディスカッションを通して現代社会のエスニシティとメディア文化をめぐる諸問題について受講生と一緒に考えていきます。
略歴・主要業績
東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退。専門はイギリス現代史・地域研究で、特に第二次世界大戦後のイギリスへの入移民と社会およびメディアとの関わりに関心を持つ。主編著に『イギリスにおけるマイノリティの表象~「人種」・多文化主義とメディア』(2004)、『想起と忘却のかたち〜記憶のメディア文化研究』(2017)。
所属学会
日本西洋史学会、日本国際政治学会
電子メール
hamai@imc.hokudai.ac.jp
研究領域
イギリス現代史、地域研究、特に現代イギリスの移民研究
検索用タグ
メディア文化、文化・社会