鄭 惠先 / JUNG Hyeseon

  • 鄭 惠先
    職名:
    教授
    担当講座:
    言語コミュニケーション論

担当授業

比較日本語論演習

授業内容

対照言語学の視点から、日本語を見つめ直す

複数の言語を比べることで見えてくるものがあります。たとえば、韓国語は日本語と同じ漢字文化圏で膠着語という共通点があり、言語的類似性が強調されることが多いのですが、音声からコミュニケーションスタイルまで両言語を幅広く比べて考察すると色々な相違点が見えてきます。日本語と、皆さんがこれまで母語または学習言語として接してきた他言語を、音声・音韻、語彙、文法、文構造、談話、言語行動などのさまざまな側面から対照、議論してみましょう。その中で、日本語の普遍性と特殊性を理解し、対照言語学の研究法のバリエーションを知ることで、言語研究の土台となる分析力を養うことができると考えます。

略歴・主要業績

大阪府立大学大学院人間文化学専攻博士後期課程修了(Ph.D.)。学位取得論文の題目は「日本語人称詞の社会言語学的研究」。ほかに、日韓対照役割語研究、メディア言語研究に取り組んでいる。主要業績は、『役割語研究の展開』(共著 くろしお出版 2011)、『役割語研究の地平』(共著 くろしお出版 2007)など

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所属学会

社会言語科学会、日本語教育学会、韓国日本語学会

電子メール

jung@oia.hokudai.ac.jp

研究領域

日韓対照言語学、社会言語学

検索用タグ

言語コミュニケーション、言語伝達