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- 職名:
- 准教授
- 担当講座:
- 言語コミュニケーション論
担当授業
言語応用論演習
授業内容
相互行為場面からみることばの姿
授業では、日本語母語話者の様々な相互行為をビデオ撮影したデータを用いて、ことばおよびコミュニケーションの分析を行います。ことばの「自然な生息環境」である実際のやりとりでは、参加者の身体動作、空間的位置、周囲の環境など多くの情報とことばとが相互作用しながらコミュニケーションが進んでいきます。しかし、注意の容量に制限があるヒトは、すべての情報を同時に扱うことはできず、そのことが、ことばの設計に大きな影響を与えています。相互行為場面を詳細に観察することで、今私たちが交わしている1つ1つのやりとりがことばを形作っていることが実感できると思います。話を止めて今発したことばの背後に注意を向けてみましょう!
略歴・主要業績
2015年博士(国際広報メディア)。研究分野は語用論、認知言語学、相互行為の言語学。『インタラクションと学習』(第5章,共著),「注意概念を用いたソ系の直示用法と非直示用法の統一的分析」(『言語研究』146,単著),「共同注意確立過程における話し手による指示詞の質的素性の選択」(『語用論研究』18,単著)など。
所属学会
International Pragmatics Association
社会言語科学会
日本認知言語学会
日本語用論学会
日本言語学会
電子メール
mihirata@oia.hokudai.ac.jp
研究領域
語用論,認知言語学,相互行為の言語学
検索用タグ
言語コミュニケーション、言語習得