修士課程入学時に、教員1名がアドバイザーとして割り当てられます。アドバイザーは以下の事項に関して助言を行います。

(1)履修科目の選択 

履修科目の選択と登録は学生が自己責任において行うものです。ただし1年時第1学期の学修計画の策定(履修科目の決定)に際しては、必ずアドバイザーの助言を受けます。アドバイザーは、各学生の経歴や希望、関心等に配慮して助言を行い、適切な科目の選択と研究計画の設計を手助けします。

(2)指導教員の決定

修士課程1年次の7月に指導教員が決定します。この決定に際し、アドバイザーは、研究テーマにもっともふさわしい指導教員を選定するための助言を行います。なお、担当アドバイザーが指導教員となった場合、委員会が新しいアドバイザーを選出します。

アドバイザーと指導教員

指導教員が決まった後も、学生はいつでもアドバイザーに相談に行くことができます。
アドバイザー制度の主旨は、指導教員以外に学生の公式な相談窓口を設けておくということであり、その役割は、学生の生活全般に関して相談を受けるなど、研究指導を行う指導教員とは異なる側面を担っています。しかしながら、学生がアドバイザーと研究上の議論を交わすことを封じるものではありません。学生は必要な時には遠慮せずアドバイザーに面談を申し込むことができます。