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研究院紹介

教員プロフィール一覧

上田 雅信 / UEDA Masanobu

上田 雅信
職 名:
特任教授
専 攻:
国際広報メディア専攻
担当分野:
言語習得論

担当授業

言語習得論演習

授業内容

言語習得の生物学的基礎、科学的方法論

言語習得研究は、1960年代の認知革命以後、生成文法の影響を受けて、研究方法が大きく変わった。しかし、1970年代からは、生成文法に基づく言語習得研究を批判的に検証するさまざまなアプローチが提案された。これを踏まえてこの授業では次の2つの目的を設定する。一つは、生成文法以後の言語習得研究へのさまざまなアプローチを批判的に検討し、生成文法からの言語習得研究へのアプローチとの理論的相違やその帰結を理解することである。二つ目は、この過程を通して言語習得の生物学的側面を理解することである。テキストは、小林春美・佐々木正人編(2008)『新・子どもたちの言語獲得』(大修館書店)を用いる。

経 歴

マサチューセッツ大学アマスト校大学院言語学科博士課程(PhD)。主著/Japanese Phrase Structure and Parameter Setting (GLSA, 1990)、『生成文法を学ぶ人のために』(共著、世界思想社、2004)、「生成文法の形成について」(『認知神経科学』、Vol.10,No.3,2008)
「言語科学の形成におけるアメリカ構造言語学の位置について」(『日本エドワード・サピア学会研究年報』第26号,2012)

所属学会

日本英語学会、日本言語学会、日本科学哲学会、科学基礎論学会、人間行動進化学会、アメリカ言語学会

電子メール

ueda@imc.hokudai.ac.jp

研究領域

生物言語学、科学哲学、理論言語学

研究コラム

 研究テーマは2つある。一つは、生成文法の方法論の特質及びその形成過程を科学史・科学哲学の観点から明らかにすることである。もう一つは、主として日本語を対象とした経験的な言語研究を行うことである。現在、研究のテーマとしているのは、日本語の指示詞、照応表現、モーダルの統語論的・意味論(語用論的)特質の分析を行うことである。日本語と東アジアの言語との比較研究を通して言語の普遍性と変異の性質を明らかにすることにも関心がある。