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研究院紹介

教員プロフィール一覧

河合 靖 / KAWAI Yasushi

河合 靖
職 名:
教授
専 攻:
国際広報メディア専攻
担当分野:
言語習得論

担当授業

第二言語習得論演習

授業内容

第二言語習得の研究について概説し、特に個人差要因に焦点をあてて考えていきます。

 本演習では、まず、言語・心理・社会の3つの視点から第2言語習得研究を概観し、いくつかの論点を整理して対立点を浮き彫りにする。次に、簡易ディベートの手法を用いて、その論争点について対立する主張の議論を深める。その後、個人差要因と教室内第2言語習得研究の論文の中からいくつかを選んで、研究対象とテーマ、研究の手法を整理する。最後に、データ分析の方法を概観した後、その中から1つを選んで実際のデータを使って分析を体験する。。
 この授業を通して(1)第二言語習得研究の異なる視点を識別し説明する、(2)第二言語習得研究の個人差要因の基礎概念を識別し説明する、(3)第二言語習得研究の個人差要因研究に用いられる方法論を識別し説明する、(4)その方法に基づいてデータを分析することができるようになる。
 以上の活動のなかで、第2言語習得の研究から得られる知見を、実際の言語習得場面にあてはめて考える応用言語学的な態度を涵養する。

経 歴

アラバマ大学大学院教育学博士課程修了(Ph.D.)
小嶋英夫他(編著)『成長する英語学習者―学習者要因と自律学習―』大修館書店(第2章「学習者の多様性」を担当), 2010年10月
C. Griffiths (Ed.), Lessons from Good Language Learners, Cambridge University Press (Chapter 17, Speaking and Good Language Learnersを担当), 2008年3月

所属学会

大学英語教育学会、全国英語教育学会

電子メール

kawai@imc.hokudai,ac.jp

研究領域

第2言語習得、学習者要因、学習ストラテジー、学習スタイル、動機づけ

研究コラム

 言語環境が周囲にない場合の、主に教室での第二言語習得において、学習者がどのように第二言語、特に英語を身につけていくかに興味があります。普遍的な法則性の発見よりも、個人差がどうして生まれるかの方に興味の焦点があって、性格的な違いや認知・思考様式の傾向など学習者の属性、学習行動や新情報へのアプローチの仕方の違い、目標言語やその話者、文化、あるいはそれを学ぶことに対する態度や理由などが、どのように第二言語習得に影響を与えるかを明らかにしたいと考えています。第2言語習得の研究をしていますが、どちらかというと、言語よりもそれを学ぶ・話す人に興味があると言えるでしょう。