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- 職名:
- 助教
- 担当分野:
- ジャーナリズム論
略歴・主要業績
筑波大学大学院人文社会科学研究科修士課程及び博士後期課程修了。著書に『中国共産党とメディアの権力関係 : 改革開放期におけるメディアの批判報道の展開』(明石書店、2018年)、共著に『中国市民社会・利益団体:比較の中の中国』(木鐸社、2014年)、『大震災•原発危機下の国際関係』(東洋経済新報社、2015年)、学術論文に「マスメディアの「世論監督」機能に関する中国共産党の認識」(『筑波法政』、2013年)、「中国メディアによる「批判報道」:『南方週末』の事例」(『アジア研究』、2015年)、「中国における「突発的事件」をめぐる「批判報道」の展開 : 『南方都市報』の炭鉱事故報道を事例に」(『中国研究月報』、2017年)など。
所属学会
アジア政経学会、日本マスコミュニケーション学会、日本現代中国学会
電子メール
WangBing@imc.hokudai.ac.jp
研究領域
メディア政治社会学、市民社会とソーシャルメディア、インターネットと世論研究
研究コラム
改革開放以降の中国では、国家領域から一定程度の自律した市民社会の空間が広がりつつあるに伴い、1990年代から市民社会の発展を支えているのは自律性を高めるマスメディアであった。さらに近年、インターネットやソーシャルメディアの普及により、中国の市民の言説空間の増大も著しい。こうした背景を踏まえ、現代中国の市民社会とメディア言説の関わりという視点から、伝統メディアにとどまらず、インターネットやソーシャルメディアの言説も取り上げ、メディアによって構築された中国の市民社会の言説空間のあり方を探っていく。