学会発表は、研究の成果を公表し、外部の客観的な評価をうけるのに重要な学術活動です。本学院の場合は地理的な条件から、学会が東京など遠隔地で開催されることが多く、特に学生にとっては学会参加の費用負担という経済的な制約が大きくなりやすい実情があります。本学院では、学会の全国大会発表や国際学会での発表が決まった院生の学会参加にかかる費用の一部を助成する「若手研究者養成経費」の制度を設けています。この制度を利用することにより、多くの院生が学会発表の実績をあげています。ぜひこの制度を活用して、大いに学会発表を行ってください。

本学院博士学生の学会発表風景
本学院博士学生の学会発表風景

また、本学院で博士号を取得し研究職を目指すポスドク学生には、キャリアアップサポートとして任期制のメディア・コミュニケーション研究院の助教ポストに応募する道も開かれています。既に数名の博士課程修了生が助教として採用され、在任中に一層の業績を挙げ、その後本学や他大学の教員として採用されています。