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研究院紹介

教員プロフィール一覧

金 成玟 / KIM Sungmin

金 成玟
職 名:
准教授
専 攻:
観光創造専攻
担当分野:
国際地域文化論

担当授業

メディア・ツーリズム論演習(Media & Tourism Studies)

授業内容

空間・場所・移動への「メディアのまなざし」

メディア−テレビ、広告、写真、新聞、出版、雑誌、映画、インターネット、SNSなど−は、「観光」「旅行」「旅」といわれる諸現象を媒介し、構築し、さまざまな経験を生み出す社会的な空間です。この授業では、メディア論と観光論をまたがりながら、空間・場所・移動をめぐるさまざまなまなざしと意識、感情をとらえるための方法を身につけていきます。目指すのは、①大衆文化としての観光を、国家、資本、大衆を含むさまざまなアクターのまなざしと欲望、戦略が複雑に作用する空間として説明すること、②国民国家のフレームが生みだした一国的観点(ナショナルな観点によって固着されてきた意識や信念)を転倒させ、観光を多様な主体による文化的関係の側面から理解すること、③世界を構成するさまざまな文化的境界を、強固なものではなく、つねに(再)構築されつづける流動的なものとしてとらえ、場所と移動の変容をつうじて世界の秩序や権力のメカニズムに問題を提起することです。

経 歴

1976年ソウル生まれ。ソウル大学言論情報学科修士課程修了。東京大学大学院学際情報学府博士過程修了。博士(学際情報学)。専門はメディア文化研究。東京大学大学院情報学環助教、ジョージタウン大学大学院訪問研究員などを経て現職。著書に『戦後韓国と日本文化−「倭色」禁止から「韓流」まで』(岩波書店、2014年、韓国版はKŭl Hangari、2017年)、『文化社会学の条件−二〇世紀日本における知識人と大衆』(共著、日本図書センター、2014年)、『東アジア観光学−まなざし・場所・集団』(共編著、亜紀書房、2017)など。

所属学会

日本マス・コミュニケーション学会、日本社会学会、関東社会学会、ICA(International Communication Association)、ESA(European Sociological Association)など。

電子メール

kim@imc.hokudai.ac.jp

研究領域

メディア研究、カルチュラル・スタディーズ、文化社会学

研究コラム

【研究プロジェクト】
「境界構築(bordering)」とその周辺概念を中心に、次のような研究を行っています。
①大衆文化の越境と混淆に関するメディア研究
②戦後東アジアの国際化・グローバル化に関する歴史的観光・都市研究
③日韓関係に関する文化研究

【論文ゼミ】
論文ゼミでは、次のような研究が進められています。
①占領期日本における観光空間の形成に関する歴史的研究(博士論文)
②戦後台湾における観光空間の形成に関する歴史的研究(修士論文)
③1970年代日本における「旅・若者論」に関する雑誌研究(修士論文)
④中国のインターネットにおける旅行体験記に関する実証的研究(修士論文)

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