金 成玟 / KIM Sungmin

  • 金 成玟
    職名:
    准教授
    担当分野:
    国際地域文化論
    Webサイト

担当授業

ポピュラー文化論演習(第1学期)
メディア空間論演習(第2学期)
メディア文化と観光(専門共通科目)
研究倫理と手法(専門共通科目)
国際広報メディア観光学入門(全学教育総合科目)

授業内容

ポピュラー文化とメディア・観光空間をクリティカルに考える

授業では、20世紀と21世紀を貫通する近代化、グローバル化、ポストコロニアル、ポストモダニズムと絡んできたさまざまな文化現象を、国家、資本、大衆を含むさまざまなアクターのまなざしと欲望、戦略が複雑に作用する空間としてとらえることで、ナショナルな観点によって固着されてきた意識や信念に亀裂を与え、世界を新たに想像することを目指します。

①ポピュラー文化論演習では、ポピュラ文化研究の歴史と特徴、方法論について学びます。とくに文化を国家、資本、大衆を含むさまざまなアクターのまなざしと欲望、戦略が複雑に作用する空間としてとらえ、現代の文化的・産業的・社会的の感覚がナショナル・ローカル・グローバルにせめぎ合うポピュラー文化のダイナミズムについて考えます。

②メディア空間論演習では、テレビ、広告、写真、新聞、出版、雑誌、映画、インターネット、SNSなどのメディアと観光空間の関係やその相互作用のメカニズムについて学び、それが生み出す空間の再編、権力の移動、日常生活の拡張のあり方について考えます。

略歴・主要業績

1976年、韓国ソウル生まれ。ソウル大学言論情報学科修士課程修了。東京大学大学院学際情報学府博士過程修了。博士(学際情報学)。東京大学大学院情報学環助教,ジョージタウン大学大学院訪問研究員などを経て現職。専門は、メディア・文化研究、観光・都市論、音楽社会学。
詳しくは、https://kimsungmin.net

【主な著書】
『K-POP 新感覚のメディア』(単著、岩波新書、2018年;韓国語版は『케이팝의 작은 역사: 신감각의 미디어』글항아리、2018)
『戦後韓国と日本文化――「倭色」禁止から「韓流」まで』(単著、岩波書店、2014年;韓国語版は『일본을 금하다 금제와 욕망의 한국 대중문화사 1945-2004』글항아리、2017)
『東アジア観光学――まなざし・場所・集団』(共編著、亜紀書房、2017年)
『想起と忘却のかたち〜記憶のメディア文化研究』(共著、三元社、2017年)
『文化社会学の条件――二〇世紀日本における知識人と大衆』(共著、日本図書センター、2014年)など。

北海道大学研究者総覧 個人ページ

所属学会

日本マス・コミュニケーション学会、日本社会学会、韓国サイバーコミュニケーション学会、IAMCR(The International Association for Media and Communication Research)など。

電子メール

kim@imc.hokudai.ac.jp

研究領域

①メディア・ポピュラー文化研究
東アジアにおけるメディアとグローバリゼーション
日韓ポピュラー文化史
文化越境をめぐる政治と大衆意識

②都市・観光研究
観光空間とメディア空間の相互関係
文化ツーリズムと都市
東アジアと平和観光

③音楽研究
グローバルなポピュラー音楽空間における生産・流通・消費のメカニズム
音楽とイデオロギー
都市と音楽

研究コラム

【大学院生論文ゼミ】
論文ゼミでは、次のような研究が進められています。
日本における産業遺産の観光資源化プロセス(博士論文)
戦後台湾における観光空間の形成に関する歴史的研究(修士論文)
1970年代日本における「旅・若者論」に関する雑誌研究(修士論文)
中国のインターネットにおける旅行体験記に関する実証的研究(修士論文)
韓国人の日本観光における北海道イメージの消費に関する研究(修士論文)
歴史都市(ハルビン)の変容に対する観光の役割に関する研究(修士論文)
ポケモンGOをめぐる観光行為に関する研究(修士論文)