開催日時:2020年12月16日(水) 18時00分~第7回「日韓連帯フォーラム」(オンライン開催)

開催日時:2020年12月16日(水) 18時00分~

場所:オンライン会議システム「zoom」による開催

「日韓連帯フォーラム」第7回は、画家・富山妙子の活動について、立命館大学客員研究員の徐潤雅さんにお話しいただきます。
(オンライン開催となります。参加方法は以下をご覧ください)

講師:徐潤雅さん(ソ・ユナ/立命館大学コリア研究センター客員研究員)
講演「富山妙子が描いた韓国民主化運動 ー《朝鮮風景》から《光州のピエタ》まで」
日時:2020年12月16日(水)18:00-19:30<オンライン会議システム「zoom」で開催>
●講師プロフィール
韓国釜山生まれ。大阪大学大学院文学研究科(日本学)博士課程修了。博士(文学)。韓国語の非常勤講師をしながら、研究活動中。富山妙子を中心に、戦後日本の芸術と社会運動の接点について関心を持っている。主な論文に「韓国民主化連帯運動と文化活動ー関西における〈光州連帯〉版画巡回展を中心に」『同時代史研究』第10号、同時代史学会、2017年、「韓国民主化運動を描くー光州事件と画家たち」『日本学報』第37号、大阪大学大学院文学研究科日本学研究室、2018年など。
●講師からのメッセージ
1980年、東京にいた富山妙子は韓国で起きた光州事件のニュースを耳にすると、すぐに版画の制作に取り掛かりました。
スライド化したその作品は、同年7月から日本内外で上映されることとなりました。
版画のイメージはそれ以前の作品との連続性を見せながらも、以前より力強い表現へと変化を見せます。
富山はどのようにして3週間という短い期間に40点以上の版画とスライドを制作することができたのでしょうか。
光州市民の闘いと犠牲を見て、涙ながらに作品に込めた思いとはどのようなものだったのでしょうか。
1960年代及び1970年代の作品などを参考にイメージの源泉を探りながら、そのイメージがどのように繋がり、変化していったのかを明らかにします。
また、そこから見える富山の「韓国観」を考えます。

【参加方法】
*参加ご希望の方はメールでお問い合わせください。当日zoomに接続するためのURL等をお知らせします。
*ネットでのご参加が難しい方は北海道大学での視聴も可能です。事前にお問い合わせください。
連絡先:
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院
東アジアメディア研究センター
下郷沙季
電話:011-706-5143
mail:shimogo200@gmail.com