開催日時:2021年4月21日(水) 18時30分~第10回「日韓連帯フォーラム」深沢潮氏(小説家)講演会

開催日時:2021年4月21日(水) 18時30分~

場所:北海道大学学術交流会館 第一会議室

「日韓連帯フォーラム」第10回は、小説家の深沢潮氏をお招きして対面で講演会を行います。
同氏の『海を抱いて月に眠る』が2021年4月に文庫化され文春文庫より発売されました。在日一世であるお父様の体験をもとにした小説で、日本に渡ってきた朝鮮の青年の友情、家族、祖国のための運動を描いています。講演では小説を執筆した背景や、小説の設定と事実の相違点などをお話しいただきます。講演後にはフォーラムのメンバーである林炳澤さんと、日本における民族団体の活動、韓国民主化運動の歴史について対談していただきます。

講演「『海を抱いて月に眠る』執筆の背景」
講師:深沢潮さん(ふかざわ・うしお、作家)
コメント・対談:林炳澤さん(いむ・びょんてく、「日本の戦後責任を清算するため行動する北海道の会」共同代表)
日時:2021年4月21日(水)18:30-20:00
会場:北海道大学学術交流会館 第一会議室
*感染対策を行ったうえで開催します。

●講師プロフィール
講師プロフィール】小説家。父は一世、母は二世の在日コリアンの両親より東京で生まれる。上智大学文学部社会学科卒業。会社勤務、日本語講師を経て、2012年新潮社「女による女のためのR18文学賞」にて大賞を受賞。翌年受賞作「金江のおばさん」を含む連作短編集「ハンサラン愛するひとびと」を刊行。在日コリアンの家族の喜怒哀楽が詰まった短編集。(文庫で「縁を結うひと」に改題。2019年に韓国にて翻訳本刊行)。ほかの作品に、ヘイトスピーチに翻弄されるひとびとの物語「緑と赤」(小学館文庫)、女性の貧困を見つめた「足りないくらし」(徳間文庫。韓国にて2019年に翻訳本刊行)父親をモデルにした小説「海を抱いて月に眠る」(文春文庫)2020年韓国にて翻訳本刊行予定)、「乳房のくにで」(双葉社)などがある。

●参加方法
*参加ご希望の方はメールでお問い合わせください。
連絡先:
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院
東アジアメディア研究センター
芳賀 恵
電話:011-706-5143
mail:eastasian2@imc.hokudai.ac.jp