開催日時:2015年11月4日(水) 18時15分~講演会「台湾、香港の若者の意識とソーシャルメディア」(終了)

開催日時:2015年11月4日(水) 18時15分~

場所:北海道大学情報教育館3階 スタジオ型多目的中講義室(北17西8)

2014年、台湾の学生たちが中国大陸との貿易自由化に反対して議会を占拠、国民党政府は大陸との自由化交渉を断念しました。香港では行政長官の普通選挙化をめぐって学生を主体とする運動が発生しました。どちらの運動も、インターネット上のソーシャルメディアが大きな力を発揮したと言われています。
台湾、香港では、中国との経済関係が緊密化しつつも、「本土」への帰属意識が強まっています。では両地域において、若者たちの市民意識やアイデンティティーはいかなるものなのでしょうか。また、インターネットやソーシャルメディアは、市民意識の醸成やアイデンティティーの形成に、どのような役割を果たしているのでしょうか。
台湾の「ひまわり運動」、香港の「雨傘運動」を事例に、両地域の若者の意識とメディアの関係について考えます。
皆様のご参加をお待ちしております。

(添付のポスターをご覧ください)

日本語への同時通訳がつきます。


〈講演〉
呉齊殷(台湾中央研究院社会学研究所 副所長)
 「台湾のひまわり運動と変化する若者のナショナルアイデンティティー」
李宗榮(台湾中央研究院社会学研究所 副研究員)
 「ジェネレーションギャップ ソーシャルメディアと信頼 東アジア社会調査分析から」
江彦生(香港中文大学社会学部 助教)
 「太陽の下の雨傘とひまわり ソーシャルメディアと香港、台湾の学生運動」

主催:北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院附属 東アジアメディア研究センター
問い合わせ先:北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 周倩  
電話:011-706-6941/Email:zhou1qian4@imc.hokudai.ac.jp


*なお本プロジェクトは、以下の研究プロジェクトの一環として行います。
メディア・コミュニケーション研究院共同研究「戦後東アジアにおける市民社会と民主化の過程の相互影響関係」

添付ファイル