本学院のインターンシップ制度の概要

学問の実践性を重視する本学院では、在学中に社会に出て実務を体験することができる独自のインターンシップ制度を持ち運用しています。
本学院のインターンシップは、大学レベルの基本的な研修に留まらず、業務を行うのに必要な知識を習得したうえで、それを実際の業務でどう発揮していくかということを目指す大学院レベルでの研修です。実際の業務に参加して各自に不足している知識や技能を自覚し、学習するための動機付けとしてもらうことを目的としています。
また、本制度は、本学院の院生に限定された、学院の専門に基づいた独自のインターンシップであり、就職する前にインターンシップを通じて実務の実態と実践感覚を知ることができる貴重な機会が得られると経験した学生に好評です。

インターンシップ参加による単位認定

本学院は、インターンシップを正規科目「実践演習Ⅰ・Ⅱ(インターンシップ)」及び「博士インターンシップⅠ・Ⅱ」として単位化しています。インターンシップに参加した学生(修士、博士)は、条件を満たした場合に単位が認定されます。
単位認定の条件は、「実働5日間以上のインターンシップ(実務研修)へ参加することです。実働日数5日で1単位、同10日で2単位が認定されます。
なお、その成績は、インターンシップへの参加状況、受入れ先からの評価報告、インターンシップ報告書の作成,インターンシップ報告会での発表を含めて総合的に評価されます。

本学院とつながりのあるインターンシップ先

本学院は、組織的つながりや教員の個人的つながりを通して、学院生インターンシップの受入れ先(企業、団体等)候補を確保しています。本学院生が参加可能なインターンシップ先(公募を含む)としては、例えば、北海道放送(株)、公益財団法人日本交通公社、(株)日本ハムファイターズ、(株)JTB総合研究所、公益財団法人はまなす財団、道内の地方自治体(市町)、道内各地の観光協会などがあります。特に、北海道放送(株)と本学院は、留学生インターンシップ派遣制度を確立しています。
もちろん、企業が個別に募集しているインターンシップに参加することは自由です。

北海道放送でのインターンシップ修了式の写真
北海道放送でのインターンシップ修了式