本学院は、国内の著名な企業と連携し、社会の第一線で活躍する多彩な領域の専門家による、実践的な教育機会の提供、学際的な研究への支援を行っています。
学院生は、連携企業による授業を受講することによって、経済社会、産業、企業経営、情報、メディア、広報、コミュニケーション、PR、観光等の多様な領域における理論と実務が融合した、より実践的な"知"を学び身につけることができます。

野村総合研究所の授業

日本を代表するシンクタンク、株式会社野村総合研究所(NRI)は、経済社会、産業、企業、技術、文化、環境等の変化を分析し、目指すべき将来の方向を示すとともに、具体的な問題解決を図ることをビジネスとしてきました。また、最近ではデジタル技術を活用して社会を変革していく「デジタル・トランスフォーメーション」の推進、新しい経済指標(GDP+i、DCI)の提案などの時代をリードする取り組みも行っています。この授業は、同社のトップ・コンサルタント、実務経験者によるレクチャー形式で行ないます。授業を通して、現実の社会で起こっている事象や新しい変化に関する理解力、分析力、洞察力、問題解決力を高めてもらいたいと思います。


野村総合研究所の授業

電通の授業

情報、メディア、コミュニケーションの環境は、技術革新により、近年最も大きく変化した分野の一つです。株式会社電通は、このようなコミュニケーション分野の日本のトップ企業として、本学院において、広報・広告産業論演習という授業を、学院の創設時から行ってきています。この間、電通自身も、大きく変化しました。海外企業の大型買収などで事業の国際化を急速に進め、また、デジタル技術の革新に対応して、新しいテクノロジーを取り込み、発展させてきたのです。コミュニケーションビジネスはこのように、大きく変化してきました。この授業は、5人の経営幹部の集中講義で行います。そこから、産業としてのメディアとコミュニケーションの最前線を感じとってください。


電通の授業

読売新聞社の授業

読売新聞社の第一線のベテラン記者をはじめとしたメディアのプロが前後期各5回の集中講義方式で行う実践的な授業です。テーマは政治、経済、国際、社会、写真といった報道のほか、世論調査、IT事業、出版など多岐にわたります。メディアの現場における取材、業務への理解を深め、直面する課題について考えます。主眼は理論と実践の融合。将来的に報道、広報、広告、宣伝、観光など関連分野で活躍するための幅広い知識と視野を養います。新聞社が社会で果たす多様な役割をぜひ知ってもらいたいと思います。


読売新聞社の授業

JTBの授業

明日を支える成長戦略として、観光が大きな期待を担う時代が到来しています。JTBの演習では政府の観光政策から各地のケーススタディ、そして道内でのフィールド実習も含め、地域の現場でリアルに起きている実態を把握し、官民協働、観光業と他分野との連携等、ビジネスの視点から観光地域活性化を実践的に学びます。第一線の実務と大学の知をつなぐアクティブな演習にご期待ください。


JTBの授業