学院で学んで
張寧馨

私は「現実世界の『場所』を通して、インターネットユーザーが互いに求めている理想的な関係は如何に形成されるのか」について研究を行いました。観光創造専攻の先生方が、社会学や民俗学などの様々なアプローチから観光現象を分析し、地域における人々の理想的なつながり方やメディアと観光の融合について研究されているからです。現在は「初音ミク」で知られる「クリプトン・フューチャー・メディア」という会社で、インターネットユーザーの創作活動の支援や日中の共同プロジェクトなどに携わっています。観光創造専攻で研究できたことが今の仕事にも日々活かされていると感じています。


クリプトン・フューチャー・メディア株式会社 CGMチーム
張 寧馨(観光創造専攻修士課程 2018年3月修了)

鍋島塑峰

ジャーナリズム・メディア研究を学べる大学院の存在を知って門戸を叩いた。どのような視点で何を見るか。「システム」から「人間」を見るのか、「人間」から「システム」を見るのか。物事は複雑で簡単に善悪を分けられない。大学院時代に学んだのは事象を複眼的に見ること。現在、テレビディレクターとして、番組を制作しているが、大いに役に立っている。


NHK福島放送局放送部 ディレクター
鍋島 塑峰(国際広報メディア研究科修士課程 2005年3月修了)

野口将輝

今、IMCTSで学んだ5年間を振り返ってみれば、私は極めて自律的に研究をさせていただけました。何かに縛られることなく、自分の好奇心に従い、道内だけでなく、全国各地の自治体に赴き、PRの研究を行うことができました。そして教職員の方にはそれを認め、様々な形で後押しをいただきました。この時間が私の現在の研究の原点になっています。


小樽商科大学 准教授
野口 将輝(国際広報メディア専攻博士後期課程 2017年3月修了)

越信二

「世界を変える」。ある教授の言葉ですが、在学中に最も心に残った言葉です。自分なりに、出来事を外の世界と切り離さず、未来に繋げていくことと解釈しています。いち駅という立場では「世界」をイメージし難い過去の私がいましたが、「JRから世界へ情報発信する」という意識を持ち働くことができるようになったことが大学院で得られた財産だと感じています。


北海道旅客鉃道株式会社 旭川駅助役
越 信二(観光創造専攻修士課程 2015年3月修了)