本学院は、「キャリア支援委員会」が中心となり、学院生のキャリア開発(キャリアプランニング)を支援する体系的なプログラムを提供しています。 これらのプログラムは、本学院の科目である「キャリア開発演習(修士)」と「キャリア開発研究(博士)」のカリキュラムと密接に連動しており、学院生の「自己キャリア開発(プランニング)」による単位取得も可能な仕組みとなっています。 キャリア開発支援の具体的なプログラム体系は、以下のとおりです。

■「適職診断検査(CPS-J)」の実施とフィードバック
学院生がキャリアプランニングを行なう際に必要な「職業や職種」に対する自己の適正を知ってもらうことを目的として、世界的に普及している「適職診断テスト(CPS-J:Career Planning Survey - Japanese Version)」を実施し、結果を学院生にフィードバックします。

【CPS-Jの概要】
学生がどんな職業分野に興味があるかを見る「興味検査」、どんな能力に自信を持っているかを見る「能力自己評価検査」を実施し、その結果をもとに様々な職業を23種のグループに分類したジョブ・ファミリーに照し合せ、具体的なキャリアの方向性を提示する。

適職診断テスト1  適職診断テスト2

■「キャリア開発ワークショップ」の開催
学院生が「適職診断検査(CPS-J)」の結果をもとに、「職業的自己概念」の探索や認識を行なうとともに、自己概念に適合する職業・職種への新たな気づきを発見する場(ワークショップ)を開催します。

【実施内容】
「適職診断検査(CPS-J)」の結果の読み方を説明した後、学生がその結果を見て「どう感じたか」をまとめる。その後、学生は小グループに分かれ、CPS-Jの結果をもとにして、外部「キャリアコンサルタント(国家資格)」によるキャリアカウンセリングを受ける。

キャリア開発ワークショップ1  キャリア開発ワークショップ2

■学生各自の「キャリアプラン」の作成
学院生は、「キャリア開発ワークショップ」の成果や、別途就職活動支援プログラムとして実施される「学院就活セミナー」(留学生のための就活ガイダンス、就活実践模擬トレーニング)で得た体験・知識をもとに、各自の学院卒業後の「キャリアプラン」(自分の進路に対し目標を設定し、それを達成するための計画を立てること)を作成します。