3月28日(土),台北での学院留学説明会の終了後,台湾で初開催となる台湾校友会(同窓会)を開催しました。会場に選ばれたのは,かつて台湾の言論自由・民主化運動の一つの拠点となったお店。いまだ戒厳令が解除されていなかった1987年以前から,台湾の民主化を目指す若者が毎晩のように集まっては談論風発,激論を交わし合った《聖地》です。店内には,2000年に台湾で初めて直接民主選挙により野党選出の総統となって政権交代を実現させた陳水扁の扁額とともに,「反核」の旗が高く掲げられています。東アジアを舞台にメディア,ジャーナリズムや公共性,コミュニケーション,社会変革とその実践運動などについて研究教育を行っている本学院の同窓会に,まさに相応しい場所でした。
台湾で初めて開催された校友会には,学院の説明会にボランティアスタッフとして駆けつけてくれた修了生4名がそのまま出席。同じく台湾に帰省中で説明会に参加してくれた在校生2名も加わり,互いの近況報告や学生時代の想い出話などに,大いに花を咲かせました。旧交を温めるとともに,新しい出会いにも乾杯し,文字どおり「校友」としての「縦」の結びつきも強めながら,親睦を深めることができました。
食事の後も,すでに初夏の陽気になっていた台北の夜。アイスクリームが食べたい!という某先生の一声で,B級グルメの有名店が軒を連ねる永康街で,クールでスイートな(?)二次会。実に想い出深い一夜となりました。
今回台湾で初めて開催された学院留学説明会も大盛況だったので,今後も説明会と併せて校友会も継続開催する方向で検討していきます。
出席した修了生の皆さん(敬称略):呉思頴,陳彦丞,張嘉倫,馮惠芸
在校生:郭仁儀,陳偉軒