2012年7月10日研究セミナー「中国共産党体制と多元化社会へ向けた地殻変動」開催のお知らせ

2012年度第1回研究セミナーを以下のとおり開催いたします。
どなたでも自由に参加できます。(聴講無料・予約不要)

今回は4月より私たちのファカルティに加わってくださっているジャーナリズム論分野の藤野先生が研究の一端についてお話ししてくださいます。

---- * --- * --- * ----

〈日時〉 2012年7月19日(木) 午後16:30~18:00
〈場所〉北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院メディア棟6階 608室(ビデオスタジオ)

〈講師〉藤野 彰 教授(メディア・コミュニケーション研究院 ジャーナリズム論)

〈題目〉中国共産党体制と多元化社会へ向けた地殻変動

〈概要〉
党員8000万人超を抱える中国共産党体制は、ともすれば「一枚岩」であるかのように見られているが、現実は「左派」から「右派」までまったくイデオロギーの異なる「派閥」内包したモザイク組織である。
中国は30年余の改革開放政策によって、共産党はもとより、国民の価値観や思想の分化に象徴される社会の多元化が内部で進行している。これは一般に「言論の自由がない」とイメージされているメディアの世界も同様である。現代中国分析の重要なキーワードである「多元化」を切り口として、研究テーマを語る。

---- * --- * --- * ----

※「研究セミナー」は、昨年度まで「研究談話会」の名で研究交流の機会を提供して参りました(今年度から改称)。この研究セミナーが、分野を超えた活発な議論の場となり、学院・研究院における新しい研究の方向や分野融合の糸口を探るための機会となることを期待しています。皆様のご参加をお待ちしています。

研究セミナーのポスターがダウンロード可能です。ここをクリックしてください。(PDF:457KB)

研究成果公開委員会
(担当:清水賢一郎 kshimizu@imc.hokudai.ac.jp)