2012年度第2回研究セミナーを以下のとおり開催いたします。どなたでも自由に参加できます。(聴講無料・事前申込み不要)
若手研究者による最新の研究成果について、その一端をプレゼンしてもらい、自由活発に議論できる場にできればと思います。
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〈日時〉 2012年10月26日(金) 14:45-16:15
〈場所〉北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 メディア棟1階 105室
〈講師〉名塩 征史 先生 (メディア・コミュニケーション研究院 言語伝達論分野・助教)
〈題目〉「解釈の枠組み」に基づく情報の探索と共有
~「何を表現しているか」を考え話し合う活動の事例研究~
〈概要〉
他者と共に何かを為す」という日常的な活動には、多種多様な情報が関連し、我々はそうした情報を意識的/無意識的な手法によって探索・活用している。その情報の探索と活用のために、我々は周囲の事物事象を知覚しては考え、またそうした互いの思考を共有するために言語的/非言語的に話し合う。
今回のセミナーでは、「ある作品が何を表しているのかを考える」という課題に取り組む日本人2~3名が実際に考え話し合う活動を観察・分析する。特に「解釈の枠組み」、すなわち、ある事物事象をどのようなものとして捉えるかの指標となりうる認知的基盤に注目し、その枠組みがどのように生成され、どのように変容するのか。また変容することで実際の活動にどのような変化が現れるのか、経験主義的・質的な分析を通して考察する。
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※「研究セミナー」は、昨年度まで「研究談話会」の名で研究交流の機会を提供して参りました(今年度から改称)。
この研究セミナーが、分野を超えた活発な議論の場となり、学院・研究院における新しい研究の方向や分野融合の糸口を探るための機会となることを期待しています。皆様のご参加をお待ちしています。
研究成果公開委員会
(担当:清水賢一郎 kshimizu@imc.hokudai.ac.jp)
ポスターがダウンロード可能です.ここをクリックして下さい.(PDF:341KB)
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