2013年12月11日国際シンポジウム「多文化共生と大学」のお知らせ

国際シンポジウム「多文化共生と大学」

この度、研究院共同研究プロジェクトチーム主催による国際シンポジウムを開催いたします。



先住民族と大学の関係性を問い直す
「多文化共生と大学:対話と連携に基づいた負の遺産の克服へ」

基調講演
ポフ・サム(米アラスカ州)
米国アラスカ州クリンギッド族 L'eeneidi 氏族、Aak'w Kwaan の首長、先住民族の人権活動家、Alaska Native Brotherhood Vice President、ストーリーテラー

日時: 2013年12月14日(土〉13:00-17:30
場所: 北海道大学文系総合教育研究棟 W203
逐後通訳有、入場無料

12:30 開場
13:00 小田博志(文学研究科准教授):背景説明
13:30 ポフ・サム(米アラスカ)による講演15:00 休憩
15:15 海外先住民の活動家・文化実践者のパネリストによる発表
15:45 パネル・ディスカッション
海外先住民の活動家・文化実践者
クリンギッド族、マオリ族(ナーハウ エ ファーのメンバー)
司会:ゲーマン・ジェフ(メディア・コミュニケーション研究院・教育学院准教授)
16:45 質疑応答
17:30 終了(場合によっては30分延長有り)

(概要)
 私たちは北大に働き、研究し、学んでいますが、知らないことがたくさんあります。その一つが、地元のアイヌ民族との関係性の問題です。先日の札幌のシンポジウムでは、松浦晃一郎ユネスコ前事務局長は先住民族政策において世界中では日本ほど遅れている国はまれだと発言されました。北海道大学は近年、アイヌ民族を支援するためのプロジェクトに積極的に取組んできました。しかし、北大はアイヌ関連の問題で現在裁判に訴えられています。どこに問題があるのでしょうか? 私たちは関係性の改善のために何ができるのでしょうか?
 そこで、我々は、海外の大学が先住民族に対して行う取組みに詳しい先住民族出身の実践者を北大に招き、地元のアイヌ民族に広く開かれた形で、報告と意見交換の場を設けることにしました。

 多くの皆さんの参加をお待ちしています。

(問い合わせ先)Jeffry.gayman☆imc.hokudai.ac.jp

※星印を@(半角)に変えて下さい。

ポスター(PDF6.9MB)