2020年9月4日石井克さん(博士後期課程)が日本スポーツ社会学会「学生研究奨励賞(発表部門)」を受賞しました

本学院博士後期課程の石井克さんが、日本スポーツ社会学会「2019年度学生研究奨励賞 (発表部門)」を受賞しました。

受賞報告:「障がい者スポーツに関する新聞報道の分析ー用語「アスリート」を例にー」
受賞理由:
日本スポーツ社会学会のウェブサイトで以下のとおり報告されています。

【受賞理由】
先行研究から着実に問いを作り上げており、研究の位置付けが明確であった。また、障害者スポーツとアスリートという語の使用に注目した点で独創的であり、分析も手堅くなされていた。さらに、「アスリート」という言葉を用いることで、インクルーシブな意味とともに、エイブリズム(能力主義)や感動ポルノとの親和性をも指摘しており、スポーツ研究のみならず関連領域である障害学にも影響を与える研究であることも高く評価された。

学生研究奨励賞選考委員会 委員長 奥田睦子