北海道大学附属図書館
北海道大学附属図書館は、本館、北図書館、および16部局21図書(館)室から構成されています。
本学院最寄りの北図書館へは屋外に出ることなく行き来することができて便利です。北図書館には開架されている比較的新しい図書のほか、本学院の研究分野の書籍が書庫に多数所蔵されています。大学院生は書庫に入ることができますので、自分で棚を見て専門書を探すことができます。また、外国語の力を伸ばしたい人には、2階の語学教材コーナーやDVD等のソフトと再生機材が揃っているマルチメディア室、1階のCNN視聴コーナーなど、利用できる教材・設備が多数あり、恵まれた環境にありますので是非活用してください。
附属図書館本館は、キャンパスの南の方にあり、本学院からは少し離れた場所にありますが、学内最大の図書館で所蔵冊数が多いので、北図書館に無い資料を利用しに行く機会も多いでしょう。さらに学内に所蔵されていない資料については、北図書館で手続きをして他大学の図書館を利用するための紹介状をもらったり、遠隔地の図書館の所蔵資料の利用を申請したりすることもできます。探している資料の所蔵大学は附属図書館のウェブページから検索することができます。
図書資料室
本学院の学生は、学内にあるすべての附属図書館を利用することができるのはもちろん、学院内にある図書資料室をいつでも利用することができます。図書資料室では過去6か月分の主要な新聞のほか、本学院の専門分野に関わる各国の刊行物や研究書、学術雑誌などを閲覧することができる本学院の図書室です。紙媒体の刊行物だけでなく、設置されているコンピュータ端末コーナーでは、過去の新聞記事データベースや世銀Kioskなど、電子媒体の資料にもアクセスすることができ、これらの資料を活用して研究を行うことができます。
大学の附属図書館のウェブページ上で学内利用できる、電子ジャーナルや各種データベース、電子辞書なども大変重要な研究のツールです。
PC・AVコーナー
PC・AVコーナーには、研究で利用できる様々なツールが用意されています。統計分析ソフトウェアSPSSをはじめ、スキャナ、カラープリンタ、ビデオやDVDなどの視聴覚機材も設置されています。また、過去の学位論文(修士論文、特定課題研究)はPDFデータとして保管されており、いつでも閲覧することができます。
研究の越境ひろば
図書資料室には「研究の越境ひろば」という予約制のオープンスペースがあります。学生主催のゼミや読書会、外部講師を招いてのセミナーや研究発表会など、研究交流活動に活用することができます。
マルチメディアラボ
マルチメディアラボには、動画や音声の編集作業専用のハイスペック端末が設置されています。Windows環境、Macintosh環境のどちらでも動画制作などの作業が可能です。映像編集に必要なアプリケーションもすべてインストールされており、快適な作業環境が用意されています。大型カラープリンタを使用して、国内学会や国際会議などの発表のための大判ポスターを印刷することもできます。
世銀Kioskについて
本学院は、世界銀行発行の開発経済関連書籍・雑誌、また、豊富な資料をオンラインで検索できる世銀データベースが設置されている世銀Kiosk指定大学院です。世銀Kioskは、日本全国5カ所に設置されていますが、本学院は、北海道に唯一の世銀Kioskです。本学院全ての学生は、この世銀Kioskを利用することができます。