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部内共同研究プロジェクト

Multilingualism and Multiculturalism Research

2012年2月28日 過去の共同研究テーマ一覧

〇共同研究メンバー(*は共同研究代表者)

Martin, Kylie (特任准教授、外国語教育部)*

Gayman, Jeffry (特任准教授、外国語教育部)

Jégonday, Nicolas (特任准教授、外国語教育部)

橋本 聡 (教授、公共伝達論分野)

〇研究の背景と課題

本研究は、日頃から多言語性、多文化性の研究に携わる部内4名が研究コアグループを形成し、過去2年間の実績(カレル大学の社会言語学者Jiří Nekvapilを招聘した一昨年度の特別セミナー、同じくカレル大学の社会言語学者Vít Dovalil、Marian Slobodaをゲストに迎えてMartin、Jégonday、橋本が発表を行った昨年度の国際シンポジウム)を踏まえ、以下の学術イヴェントを実現させることで、研究成果の発信、院生教育、そして部局の広報に取り組む。

〇研究方法

・International symposium

Diversity in Education: Indigenous languages and cultural practices in the curriculum
2012年10月20日(土)北海道大学学術交流会館(予定)
第1部:ドキュメンタリー映画「TOKYOアイヌ」(森谷博、2010年、114分)
第2部:国際シンポジウム(基調講演:Dr. Heather Bowe / Monash Univ., emeritus)
発表者:Kylie Martin, Jeffry Gayman)
第1部でアイヌをテーマとする最新のドキュメンタリー映画を上映し、また第2部では教育分野における先住民言語問題を取り上げる。アボリジニ言語問題の専門家として名高いモナシュ大学元教員Bowe氏をゲストに迎えるとともに、本院からアイヌ問題を専門とするMartinとGaymanが発表を行う。一般参加者はもちろん、アイヌ関係者にとってもインパクトのあるイヴェントとなることが期待できる。

・Fieldwork in Nibutani

2012年10月27日(土)二風谷(および白老)(予定)
Martin、Gaymanの人的ネットワークを利用し、二風谷(および白老)を訪問してアイヌ関係者との対話の機会を設ける。参加者の数は10名程度とし、教育的な性格のものとする。

・International Workshop on Multilingualism & Multiculturalism research

2012年10月23日(火)メディア・コミュニケーション研究院(予定)
先住民言語、アイヌ関連以外のトピック、例えばフランスの移民問題、日本における外国籍児童生徒の教育問題、スロヴァキアのロマ人問題等を取り上げる。博士院生が英語で成果発表を行うセクションを設け、Bowe、Martin、Gaymanがコメンテーター役を務める。

・“Tokyo Ainu“:Discussion in English

2012年10月25日(木)メディア・コミュニケーション研究院(予定)
ドキュメンタリー映画「TOKYOアイヌ」の2度目の上演を行うとともに、英語によるディスカッションの機会を設ける。学院を中心に、学内から学生の参加を募る。

・Special seminar

講演者・題目交渉中、2012年9月末ないし2013年2〜3月
ヨーロッパから多言語性研究の専門家を招聘し、特別セミナーを開催する。招聘費用は橋本が別財源を探す。<予算>講演謝金

〇共同作業の留意事項

・多言語性、多文化性研究が研究院・学院の双方で存在感を増すよう、部内の他のスタッフ、(博士)院生、学院出身研究者との連携を強め、緩やかな形での研究グループ立ち上げを図る
・近い将来に実現が見込まれるDDPを念頭に置き、現代日本研究の一環として多言語性、多文化性研究に取り組む
・成果公開、部局広報の2つの観点からウェブ発信を重視する
・HUSCUPを利用した新研究報告叢書シリーズの刊行(の提案)を検討する
・部局学術誌に記録を残す;Boweにも寄稿を依頼する

なお、科学研究費補助金については、現段階では基盤(B)ではなく、各人がそれぞれのテーマで個別に申請する可能性が高い。全学RA予算が認められた場合(昨年度末に橋本が申請済み)、国際シンポジウム等の運営に投入する予定である。教育面では、橋本担当の修士院生向け「公共文化政策論演習」と連動させることも検討している。