国際広報メディア・観光学院では、学生が中心となって編集・発行している論文集『Sauvage』があります。創刊から7号を数えるこの論集は、学院からの支援のもと、企画・編集・発行まで学生によって組織された編集委員会を中心に運営されています。『Sauvage』の取組みは、論集を出すということだけにとどまらず、論集への投稿に向けて、プレ・レビュー会を開催し、院生同士の活発な議論が行われており、院生同士の交流の場にもなっています。また、本論集は、北海道大学の機関リポジトリである「北海道大学学術成果コレクション(HUSCAP)」に登録され、ネット上で公開されています。こうした取組によって、学会発表から査読論文への投稿、そして、論集の発行、インターネットでの公開といった、研究者として欠かすことのできない研究成果の発表、公開の仕方を実践的に学ぶことができます。この取組みで練習を積み、学会発表に臨んだり、査読論文への投稿にチャレンジしたりする学生が多くいます。『Sauvage』には、研究論文や研究ノートの他に、修士論文・博士論文の要旨も掲載されており、学院の院生の研究を閲覧することができます。

Sauvage : 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院院生論集

Sauvage14 : 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院院生論集 Sauvage15 : 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院院生論集