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部内共同研究プロジェクト

地域開発と伝統文化

2015年11月19日 拡張現実の時代における<場所>と<他者>に関する領域横断的研究

講演1「チベット・ヒマラヤ地域に分布する仏教聖地の観光開発文化地政学」

講師:別所祐介 氏(広島大学大学院国際協力研究科・特任助教)

要旨:1962年の国境紛争以来、目立った動きのなかった西チベット国境地 帯で、南アジア進出を狙う中国が活発な経済開発を進めている。この地域伝統的な「仏教をめぐる政治」を背景に、仏蹟を中心した観光開発にまつわる文化地政学的な課題を整理する。

講演2「地域開発〈宗教的なもの〉の発見沖縄本島南部の聖域化/観光化をめぐって」

講師:門田岳久 氏(立教大学観光学部・准教授)

要旨:沖縄本島南部の戦後史は慰霊空間しての展開であった言えるが、世界遺産・斎場御嶽や久高島の存在によって、近年はスピリチュアルな要素を付加しながら聖域化が進行し、それ相矛盾するこなく観光化も進んでいる。当地での民族誌的調査から、ツーリズム研究の一環して捉えるべき「宗教」はいかなるものかを議論したい。