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部内共同研究プロジェクト

2015年8月3日言語学セミナー(3回の連続講義)

2016年5月22日 文法化と意味変化のメカニズム研究

講師:吉村あき子氏(奈良女子大学教授)

講義題目:「コミュニケーションとことばー関連性理論の手続き的コード化に注目してー」

要旨:人はことばを用いてコミュニケーションを行っている。しかし、コミュニケーションにことばは必須のものではなく、目配せだけでも言いたいことを伝えられることもある。では、コミュニケーションにおいて、ことばは何の役割を果たしているのか?この講義では、コミュニケーションにおける意図明示的刺激(典型的には「発話」)の認知処理モデルを提案する認知語用理論「関連性理論」を分かり易く紹介し、認知処理という視点から、語()にコード化されている情報には、概念的情報と手続き的情報の2つのタイプがあると考えることの妥当性を示し、手続き的コード化に関連する英語と日本語の具体的な現象を考察することによって、人とことばの関係を考える。