鈴木 志のぶ / SUZUKI Shinobu

  • 鈴木 志のぶ
    職名:
    特任教授
    担当講座:
    言語コミュニケーション論

担当授業

言語コミュニケーション論演習
社会調査法II(定量・データマイニング)

授業内容

コミュニケーション研究とその研究方法を学ぶ

「言語コミュニケーション論演習」では、人間の活動の多くの側面に関わるコミュニケーション研究の概要を主要な課題(言語と非言語、対人、メディア、異文化、組織等のコミュニケーション)に沿って学びます。また、これら課題に関する最近の論文を読んで、近年の研究動向とコミュニケーション研究の(量的な方法を中心とする)主要な研究方法についても理解を深めます。「社会調査法II(定量・データマイニング)」では、他の教員と分担し、人間とその行動を対象とする社会科学的な研究を行う際に採用される量的研究方法およびデータ分析の基礎を学びます。

略歴・主要業績

ミネソタ大学大学院コミュニケーション学研究科博士課程修了(Ph.D.)。主な研究テーマは異文化・対人コミュニケーション。論文「議論構造の韓国・日本・米国の比較」(『異文化コミュニケーション』2018)、Culture change in organizational public discourse 1998-2008: Examining annual reports of Japanese and US corporations(International Journal of Intercultural Relations, 2013)他。

北海道大学研究者総覧 個人ページ

所属学会

International Communication Association, National Communication Association, 日本コミュニケーション学会、異文化コミュニケーション学会

電子メール

shinobu@imc.hokudai.ac.jp

研究領域

異文化コミュニケーション、対人コミュニケーション

研究コラム

 人間がメッセージを作り、それを他の人々に伝達する過程に関わる問題や現象、仕組みを研究するのがコミュニケーション学です。私はコミュニケーション学の中で特に、対人・異文化・組織・メディア等の環境で交換されるメッセージの内容や、その伝達に影響する要因を研究対象としています。これまでに、コミュニケーション行動に関わる素因の異文化差、国際企業内のコミュニケーション・ネットワーク、メディアに現れるコミュニケーション行動の性差などの研究を行いました。現在の主な研究テーマは議論の構造分析で、特に文化や個人の素質、状況要因などがどのように議論の産出過程や結果に影響するか、ということに焦点を当てています。研究方法としては、主に量的研究方法(調査、実験、内容分析、テキスト分析等)を用いることが多いのですが、質的研究方法も必要に応じて採用しています。

検索用タグ

言語コミュニケーション、言語伝達