-
- 職名:
- 准教授
- 担当講座:
- メディア文化論
担当授業
メディア人類学演習
授業内容
フィールドから考えるメディアと社会
近年、グローバル化やITの発達により人間と社会の場面にメディアの影響がますます強まっており、世界上で電子メディアの影響を受けずに暮らすことのできる地域はごく限られています。そこで、人の暮らす場面においてメディアがどのように影響しているのか、また、メディアに人々の生活がどう影響するのかを、エスノグラフィを通じた現地のミクロな人間関係からマクロな社会動向までを往還する視点から考えます。
一方で社会にとってメディアとは何なのでしょうか?人類学の従来の議論にはこうした人とメディアの関係について考える上で重要な問題に対するヒントが多く含まれています。宗教や社会構造、エスニシティ、モノ、医療・身体といった、これまでの人類学の議論を振り返ることで再検討します。
略歴・主要業績
慶応義塾大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。博士(社会学)。日本学術振興会特別研究員(PD)、東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究機関研究員を経て、現職。
著書に『台湾における民衆キリスト教の人類学 ー社会的文脈と癒しの実践』(2013年風響社)など。
所属学会
日本文化人類学会、日本宗教学会、日本台湾学会、「宗教と社会」学会、日本華僑華人学会
電子メール
fujinoyohei@imc.hokudai.ac.jp
研究領域
文化人類学、宗教人類学、東アジア地域研究
検索用タグ
メディア・情報、メディア文化、文化・社会