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- 職名:
- 准教授
- 担当講座:
- 観光文化論
担当授業
社会調査法I(定性・フィールドワーク), ランドスケープ・デザイン論演習
授業内容
「景観」から「風景」へ -参加型で地域環境を形成する-
「風景」は、物理的な環境(景観)に個人的な感情や社会的な意味が結びついた学際的なアプローチです。「まちづくりの総仕上げ」と言われる観光において、地域環境を参加型で守り育てるためには、人々の視点から地域を見る「風景」のアプローチが大変有効です。実際にこれまで、人々の風景認識から自然環境の文化的な意味づけの国際比較研究を行ったり、国内外の農山漁村を対象としたフィールドワークや社会実験を行ったりして、観光まちづくりにつながる研究を行ってきました。それらを発展させ、主観的な環境の見方から、場所への愛着、地域資源マネジメントの実証的な計画研究を進めています。みなさんとともに、地域の魅力を「見える化」し、その価値を人々と共有するための方法について考えていきたいと思います。
略歴・主要業績
留萌生まれ。東京大学農学部森林環境科学専修卒業後、東京大学大学院農学生命科学研究科森林科学専攻修了。ドイツ学術交流会(DAAD)奨学生としてカッセル大学建築・都市計画・景観計画学部、都市・地域社会学科にてDr. rer. pol. (経済社会科学博士) を取得。札幌市立大学デザイン学部を経て現職。専門は風景計画。著書に、『The Image of the Forest』(Sudwestdeutsche Verlag fur Hochschulschriften、2010)、『こんな樹木葬で眠りたい』(旬報社、2018)他。
電子メール
h.ueda@imc.hokudai.ac.jp
検索用タグ
空間・デザイン、観光地域経営