鈴木 雅之 / SUZUKI Masayuki

  • 鈴木 雅之
    職名:
    客員教授
    担当講座:
    観光文化論

担当授業

観光地域ビジネス論演習

授業内容

ツーリズム産業による「地方創生」への貢献

観光は、2016 年3月に策定された「明日の日本を支える観光ビジョン」において国策として大胆な取り組みを進めてきた結果、2019年訪日外国人旅行者数は 3,188 万人と7年連続で過去最高を更新し、成長戦略の柱、地方創生への重点テーマとして位置付けられている。
一方、世界的な新型コロナウイルス感染拡大以降、国際・国内において旅行者は大幅に減少、観光需要は大きく減少している。地方創生の観点においても、国内外の感染症の状況を十分に見極めつつ、国内旅行と訪日インバウンドの両輪により、観光で日本の津々浦々が活性化する観光立国が実現できるよう官民一体、あらゆる業態のイノベーション技術も活用しながら取り組んでいます。
本授業では、日本において「旅」というものがどのように変遷し、現在の「観光」「ツーリズム」という産業の社会的有用性、影響力をJTBの歴史、地域交流事業※1と重ね合わせながら、政府の観光政策から全国地域・北海道でリアルに起きている観光による地域活性を体感し、官民、異業種連携、観光客を誘致するための実践的なマーケティング戦略等について考え、学び、北海道並びに日本で観光地域活性化を実践できる人材の育成を目指します。

略歴・主要業績

宮城県仙台市生まれ。東北学院大学経済学科卒業後、1988年株式会社日本交通公社(現JTB)に入社。青森県、宮城県での一般旅行業に従事した後、2014年より地域交流事業※1担当として専門特化し、旅を基軸に地方創生による地域活性、交流人口の拡大に向けた、地域の観光客受け入れ態勢整備、観光計画策定・マーケティング、情報発信業務など自治体事業に数多く参画してきた。2019年には法人事業本部にて地域交流事業部長として全国に正対、2020年より仙台駐在となり、北海道・東北エリア担当として、引き続き様々観光地域活性化事業に従事。

※1:JTBグループでは、DMC(ディステイネーション・マネジメント・カンパニー)として社会課題の解決を目指して、日本全国の各地域に正対。様々な人流、商流、情報流を生み出し、交流を創造することによって地方創生に貢献する「地域交流事業」を推進しています。

検索用タグ

ツーリズム、観光文化