オン イーシュエン / YI XUAN ONG

担当授業

情報戦略論演習
情報メディアと観光(オムニバス講義)

授業内容

情報社会における消費者は、その意識の裏側のブラックボックスを通じて、消費購買行動をコントロールされています。ソーシャルメディア上に散在する情報の知覚過程で、説得コミュニケーションと影響力の過程で、消費者の消費行動は予め準備されているのです。
ソーシャルメディアとユーザの特性を考慮することとにより、初めて効果的な情報行動を設計・立案・運営・実行することが可能となります。このような視点を出発点に、ソーシャルメディア全盛時代に相応しい広報・マーケティング領域のメディア戦略を、観光情報行動や消費行動を対象に、総合的に考察していきたいと思います。
 関連する学問領域は、広報論、マーケティング論、メディア効果論、情報行動論、消費行動論、観光情報学等、多岐に渡ります。

略歴・主要業績

2022年3月、北海道大学国際広報メディア観光学院博士後期課程を2年で繰り上げ修了、南洋理工大学(シンガポール)「ウィーキムーウィーコミュニケーション情報スクール」常勤研究員を経て現職
主要業績:
ソーシャルメディア・インフルエンサー(SMI)を活用したデスティネーション・マーケティングを中心で、説得コミュニケーションと影響力論を基づき、観光消費行動にどのような影響を及ぼす。さらに、現在リベンジ観光やリベンジ消費と呼ばれる現象を引き起こしています。観光客の帰還は今までの損失を取り戻す観点からは歓迎すべきことですが、急激な市場復活や市場拡大の結果、観光地のオーバーツーリズムへの課題も増大し、ソーシャルメディアを利用して、より効果的な「日本の持続可能で責任ある観光を推進するための観光マーケティング・キャンペーン」等研究に従事。

北海道大学研究者総覧 個人ページ

電子メール

yixuan.ong[at]imc.hokudai.ac.jp

研究領域

インフルエンサー・マーケティング(Influencer Marketing)、
リスクとクライシス・コミュニケーション(Risk & Crisis Communication)、
世代別論(Generational Theory)、
ソーシャルメディアとデスティネーションイメージ(Social Media and
Destination Image)