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専攻紹介(国際広報メディア専攻)

専攻紹介(国際広報メディア専攻)

集え、未来志向の越境人たちよ!

国際広報メディア専攻長 河合 靖

日本人は外国人に「お正月は、どうすごしますか」とよく尋ねる。正月を祝う国は多いだろうが、たとえばアメリカ人にそう尋ねても、期待する答えは返ってこない。「ピザを片手にフットボールをテレビで見る」とたいていは答える。反対に、日本人はアメリカ人にクリスマスをどう過ごすかよく訊かれる。帰郷して親族が集まり、プレゼントを交換するというような答えを期待するアメリカ人を満足させられる日本人は少ない。同じ正月を祝う国の場合でも、中国のように旧暦で祝うところもある。日本ではどうして新暦で正月を祝うようになったのだろう。異文化に触れることで、あたりまえと思ってきたことに疑問が生じる。

交通手段の発達と電子通信技術の向上は、人と情報の行き来を飛躍的に増大させた。グローバル化と情報化により、私たちはこれまでにない多様な文化、習慣、思考様式に晒される。多様な現代社会が抱える困難な状況を、メディアとコミュニケーションの視点から考察し、逆に人類に好ましい将来像を提示して明日を切り開く、未来志向の越境人たちの育成が、国際広報メディア専攻の使命と考えている。

国際広報メディア専攻長 河合 靖

研究と教育の目的

「メディアとコミュニケーション」から現代社会をみる

国際広報メディア専攻は、「メディアとコミュニケーション」の視点から現代社会を調査・分析していくことを研究の基本としています。それは、わたしたちの社会が、高度に情報化し多様化しつつ、同時に、グローバル化とローカル化という両極に分化しているからです。メディアとコミュニケーションの視点を抜きにしては、現代社会は語れません。

メディアとコミュニケーションの研究を通じて、現代社会の急激な変化に対応できる行動力を持った人材を育成し、メディアとコミュニケーションに関わる広範囲な領域において優れた研究を遂行できる研究者の養成を教育の目的とします。

コースと講座

専門分野別に3コースを設定

国際広報メディア専攻は、「広報・ジャーナリズム論コース」「メディア文化論コース」「言語コミュニケーション論コース」と3つのコースに分けて教育・研究が行われています。

広報・ジャーナリズム論コース

本コースでは、現代社会において重要な機能を果たしている公共コミュニケーション、広報、マスメディアおよびジャーナリズムの理論を適格に理解し、コミュニケーションにおける現代的問題を発見し、その解決へ向けての方策を立案・実践する能力を育成します。

メディア文化論コース

メディア技術の革新によってもたらされた高度情報化社会においては、近代社会とその文化の枠組みは大きな変容を迫られています。またメディアと文化の関係も改めて問われることになります。本コースでは、高度情報化社会における文化変容、文化と表象メディアの関係、文化や社会の多元化について幅広く研究すると同時に、マルチメディア表現に通じ、ボーダレス化した現代社会に柔軟に対応できる人材の育成を目指します。

言語コミュニケーション論コース

言語コミュニケーションは人間社会の発生以来、社会や文化を支える基礎構造としての機能を果たしています。近年、コンピュータやネットワークテクノロジーの発展による情報化とそれに伴うグローバル化により、言語コミュニケーションはその性質と機能が複雑化し根本的な変貌を遂げつつあります。本コースは、このような時代における言語コミュニケーションの本質を探求し、現代社会と言語コミュニケーションにかかわるさまざまな問題に理論的および実践的に取り組む専門家の養成を目的とします。